GUIDE
シーン別年末年始など冬のおでかけ重ね着やインナーコーデ
何かと忙しい年末年始。コートに身を包むこの時期は、毎日のコーディネートも手を抜きがちに。そこで、年末年始の各種イベントでも迷わずに手に取れる、冬のおでかけシーンごとに、便利なコート内インナーコーデ術をご紹介します。

初詣から年末年始の実家へのあいさつ
初詣など年末年始のイベントは外でのシチュエーションが多いものですが、実家に伺う際には、室内でコートを脱いだ形でのあいさつが多いもの。ごあいさつ回りは年末年始には多いイベントのひとつですから、外でも室内でも失礼のないコーデを準備したいものです。
そのためには、コート内インナーコーデはワンピースなどの少しフォーマルなファッションがおすすめです。コート内で着くずれしにくく、シンプルなカラーでまとめたフォーマルな装いは、所作を美しく見せます。重ね着しすぎるとコート内でせっかくのコーデが崩れてゴワつきが出てしまうこともありますが、ワンピースであれば、お腹や腰まわりもスッキリ見せます。
外出の際は、首元から冷たい風が入ることがありますので、マフラーやスカーフなどをアレンジすることで、防寒と差し色を兼ねるといいでしょう。
ワンピースに合わせるコートは ”こなれ感” のあるものや、女性らしいすっきりシルエットのジャケットもおすすめです。
実家にあいさつに伺う際には、自分の実家であっても、できれば日持ちのする手土産を持っていきたいもの。ご結婚されていて、旦那様の実家にお伺いするならなおのこと。ひととおりあいさつした後は、手土産はご先祖様にお供えするほうが喜ばれます。さりげなく手を合わせお供え物を置いておくことで、気くばりある所作となります。
もちろんはじめてお伺いする家であれば、玄関に入る前には手袋、帽子、マフラーなどの小物と一緒にコートを脱いでおくことが一番丁寧なマナーとされていますが、お伺いする家によってはよそよそしいとも取られますので、お相手との関係値によって立ち振る舞いには気を配りましょう。

忘年会・新年会の宴会では重ね着インナーコーデ
忘年会・新年会では、コート内の重ね着もおすすめです。外は寒くても、電車の中や店内では暖房で蒸し暑いこともあるこの季節。体温も少し上がり気味になることも考えると、温度調整がしやすいように重ね着のインナーコーデがおすすめです。暑いと感じるなら、一枚脱いでその上からコートを羽織ることもできます。
重ね着するなら、カットソーやブラウス、薄手のカーディガンなど、さりげない女性らしさを魅せるコーデがおすすめ。コートに合わせ、インナーをできるだけやわらかな素材にしたり、シワになりにくいタイプのブラウスを選ぶとコーデを決めやすくなります。
年始の仕事初めは軽やかなコート内インナーコーデを
仕事初めは、新年ですから心機一転、仕事モードで臨みたいもの。とはいえ、まだ少し冬休みボケもあるかもしれません。そんなときは、軽やかなコート内インナーコーデはいかがでしょうか。
コートを脱いですぐに仕事モードに入れるよう気分をアップさせるアイテムとしては、スカートよりパンツスタイルのほうが気分も少し引き締まります。またパンツコーデはコートを脱いでそのまま仕事にも入りやすく、トップス次第で気軽に印象を変えることができます。新年の気持ちを色づけるブラウスを合わせることで、新たな気持で仕事に挑みましょう
ワンピースがOKな職場であれば、コートを脱いですぐに仕事スタイルに変身できるコーデがおすすめ。華やかな服装は自分のやる気を引き出してくれるので、お気に入りの一枚を選択しちゃいましょう。
冬のコート内インナーコーデは、シーンに合わせた着こなしが大切です。重ね着の方が便利になるシーンとフォーマルなコーデが適切なシーンがありますので、TPOに合わせたインナーコーデを用意しておくと安心です。迷った場合には、コート内インナーコーデをシンプルにして、一枚カーディガンなどの羽織物をカバンに入れれば大丈夫。シーンや気温に合わせて、冬のコーディネートをお楽しみください。